1. |
ターミナル
06:30
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My darling ずっと
手を伸ばせない痛みを絵に描いて
もう幾星霜の屍
My darling
いつか 舟を編むその手を握れたら
今日 繋げてたか
記憶の夏は遠く過ぎる未来
緑の香りは濃く残る期待
ほら 流れにとけないままに
My darling
終わらない時間
並行な線 沿う
無数の花びら 散る
轍は生きる
梯子を掛けて昇る先
追いかける星があるのか
記憶の夏は遠く過ぎる未来
緑の香りは濃く残る期待
ほら手を振る人も知らぬ過去も
一つにならない
舟が出る
東へと舟を出す僕を 笑ってくれ
素直にならないままで
南へと舟を出す君よ 戻らないで
いま朝に向かい飛び出せ
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2. |
夏の声
04:34
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夜は廻る 透明な猫の目に映る
明滅する街に飲まれ
あの娘の滑稽な祈りを
夜にぶら下げて帰ろう
日が昇る前に
泳ぐ花びら
真っ白な未来を
胸いっぱいに抱えて沈んでいく
あの8月の空に打ち上げた花火は
僕を燃やしてしまうのです
忘れた夏が近い 君の声がする
未来に火を灯せば
雨が少しだけ降りそうです
夕立が街を濡らす 浅い夢が終わる
海鳥は帰らない
ずっと泣いてた君を僕が殺してしまおう
海鳥は飛び去って
忘れた夏が近い 君の声がする
起きぬけに失くした夢を
思い出す意味などないから
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3. |
How Far is a Light Year?
05:23
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透明 夜空を描いても
月の裏に はみ出した手
「遊んで帰ろうよ」
最後の日に戻らないのに泣いてさ
How far is a light year？
「どこまで来たの どこからどこへ行くの」
問いかける歌
真っ白に浮かぶ祈りを 響く声を
吐き出した歌
How far is a light year？
いつだって透明な
今だって
祈るようなサインを送ってるよ
見えなくて暗いね
でもずっと
夜空に掛かる梯子を越えていくよ
透明 夜空を描いても
月の裏に はみ出した手
「遊んで帰ろうよ」
いつだろう 何光年の先 震わすのは
How far is a light year？
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4. |
Philadelphia
06:00
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遠い鐘が鳴る 朝が始まる
移り変わる景色 行き交う都市に
想い映す間も無く 磨り減らす日々
グラム幾らの夢 信じ歌う僕ら釣って
お別れにしよう 蜘蛛の糸にすがるような日々
抵抗はいい もういいよ
倒れこんで眠ってしまおう
ハルジオンの中 そのまま
幻想と現実のラインが消える
別の空間 別のアンサー
想像にカット ブラインド上げる
夢の中でまたね
Blurring the line
ハッと目が覚める1人
朝の中に飛行機
頭が重たい
花が揺れる ハルジオン
あれ？何だろう？
デジャヴ
思い出す？
無理 でもそれでいい
「ねえ遊んで帰ろう」
路地裏に漂う約束が誘う
幻想を超える都市の成り立ち
生きるしか他にない
流れ 歩きつづける
幻想と現実のラインが消える
別の空間 別のアンサー
想像にカット ブラインド上げる
夢の中でまたね
追想 浸って揺らいだ記憶
別の空間 別のアンサー
混沌リセット 賽を投げる
夢の後でまたね
ゆっくりと絞まるように続いてく日々が霞み
ラインがぼやけていく
何も知らぬままに絶やしたこの息すら
思い出せない
それでも続いていくから要らない赦す台詞
ただ今狂っているのは誰か誰も知らず
怯え競い怖れ1人駆け抜けるこの道
来世で会うその時まで思い出さないで
幻想と現実のラインが消える
別の空間 別のアンサー
想像にカット ブラインド上げる
夢の中でまたね
追想 浸って揺らいだ記憶
別の空間 別のアンサー
混沌リセット さあ賽を投げろ
夢の後でまたね
I will see you in the next life
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5. |
Twilight (Act Ⅰ&Ⅱ)
06:02
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僕らの世界の終わりを
ありふれた物語に閉じ込めてしまおう
七色のミサイルを撃て
砂漠の凍てついたハイウェイが
太陽を攫う前に
ブラックホールを歩いていく
小さくなる君の歌
砂漠で待つよ 夕闇に飲まれて
フラッシュバックは続いていく
暗闇を引き裂いていく記憶
未来色の額縁は捨ててしまうんだ
いつかの誰彼の夢 忘れる
壊れゆくハイウェイを辿るよ
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6. |
3月の舟
03:45
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夢に見たような街を抜けると
すぐに舟は出る
次の街は目を開け
応えるように形を変える
舟を編む彼女の目は
海に似て暗い
次の街まで夜の手が重なって
癒えていく
小さな埃なら消えても分からない
昨日の分かれ道はもう見えない
暗くなった街を背に
振り向く意味もない
流れつく並行な街に
朝も来ているはず
舟を漕ぐ彼女の手は
もう傷つくことなく
新しい未来で
コーヒーを淹れる
流動する街の幻想を超えて歌う
10年経ったなら思い出せないだろう
でも それでいいよ
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